7月末は、医療健康書。
取り引きのある日本全国の書店約3000件にファックス。
一昔前は配信業者に頼んでいたが高価すぎたため、自社のPCでの配信に切り替えた。
時代が変わり、前回から再び配信業者を利用し始めた。
自社で送信するのと同じかやや低いコストで、様々な利点がある。
■書籍の流通は音楽CDと同様に文化を支えるメディアとして国内のどこでも気軽に手に取れるように「再販制度」が採用されている。
極論すれば、日本の僻地のどこかの零細の出版社が出しているホンのわずかな刷り部数の学術書でも、その反対側の僻地の学者が欲しいと思えば、最寄りの書店で定価で買える。読者と出版社を守る仕組み。
■問屋に相当する位置に「取次」というのがあって、新刊の発売時には出版社の書籍を預かって全国の書店に配本する。
問屋とは違って買い取りではなくて委託。
委託のために取次や書店の判断での値引きはなく定価販売。
取次は書店ごとの特徴や売れ筋を把握して適正な配本をする。
その分野の強い書店へ、売れる書店へ。
■だから、黙っていても本さえ出せば取次が配本してくれて書店が売ってくれて読者が買ってくれるか、というと、そうではなく。
いや、本来はそうだったのかもしれないが。
今回、FAXした内容は以下の4冊。
『見えない病気「低血圧」』永田勝太郎著(Amazon)
『コエンザイムQ10の魅力』永田勝太郎著(Amazon)
『生きることへ勇気づける』ボグラルカ・ハディンガー著/安井猛訳(Amazon)
『よくわかる介護保険のすべて』中井博文著(Amazon)
早速に書店からの注文の返信が来てる。
注文と言っても前述の通り委託だから、1ヶ月程度棚に並ぶまで。
さて、このうちどのくらいがひとの興味を引いて,どのくらいが売れてくれるだろうか。
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