2009年6月18日木曜日

AppleCareで純正ヘッドフォンを交換。


■昨年10月にこっそりiPod nanoを購入した。
その後、安くないアップルケアに入った(「買った」というのかな)のは、このサービスがあると知ったから。

 こういった付属品は消耗品として扱われることが多く、保証(補償)外と思いこみがち。
アップルケアの3年の期間のうち、付属のヘッドフォン(iPodイヤフォンMA662G/B)と接続ケーブル(iPod DockコネクタMA591G/A)を各1回ずつ、新品に交換できるらしい。

 それを見込んで酷使してきた純正ヘッドフォンがボロボロになったので、試してみた。

■webで申し込んで翌々日にはヤマト便で配達、その際に故障品の引き取りもされる。

 こんな小さなモノなので、返送用の封筒が同封されて、自分で投函する可能性もあると思っていたら、大きさに関わらずセルフリペアサービスと同じ扱いだ。

 これ、返却できないとヘッドフォンの代金3300円が申し込み時に登録した支払方法で請求される。(純正品って高いよねー。)

■AppleCareといえば,とにかくもう初期のPowerBookはよく壊れた(よく壊した)。

 デザインを重視したあまりに誰が使っても壊れるようなのもあったよね。
PowerBook G4 チタンとか。

 そしてアップルケアが大活躍した。

■そう、あまり書いてるひとはいないけど、パワーブックの発売以来アップルは、「壊れない製品」作りに注力してきた。

 自分の場合、3年間で外装も含めてほとんどの部品が交換済みとなることもあったし、アップルケアに加入した以上はそれを目指していたとも言える。

 もともとコアなユーザーが多いブランドだから、自分と同様のユーザーも多かったと思う。

 さぞやアップルの収益を圧迫しただろう。

■そしてiBookの発売。
壊れやすい部分は元から対策済みの製品だった。

 折損の恐れのあるポートのフタや、本体開閉ノッチの最初から無い、ポリカーボネートのボディ。

 さらにiPodの発売。
修理するための分解すら想定しないつくりだった。

 そのコンセプトはいまも継続している。

 クリックボタンの廃止、スロットローディングドライブ,マグセーフ(っていったっけ)の採用、バッテリーの内蔵化。

■iPodの純正ヘッドフォンも現在のは2世代目にあたる。
初代より更に壊れにくくなっているのに気付いただろうか。

 当時、音質やデザインについてのレビューは見かけたが丈夫さについて指摘したひとはいなかったと思う。

 ついでに接続ケーブルも可動部がなくなって壊れにくくなってる。

■どれもこれも1年そこそこでボディデザインも含めてモデルチェンジをしてしまう他のメーカーには関係ないことなのかもしれんけど、製品を長い年月を掛けて改良改善に導いていくのがメーカーの責任なら、アップルのやり方は合理的だと思う。

 そんなこんなでアップルケアは昔ほどお得感はないが、純正のヘッドフォンと接続ケーブルを3年以内で使いつぶそうと思ってる人は、その間に本体も傷むだろうし、お買い得かも。

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