2008年6月1日日曜日

VAIO Type UX HDD換装作業中。

■小型PCの話題が華やかざりし昨今、その走りでもあるVAIO TypeUXは初期型発売からはや2年が過ぎてWEB上の話題になることも減ってきたが、地味に地道に使い込んでいるひともまだ多いはず。

 自分もまたそのうちの一人で、TypeUX90Sを職場ではポトリプリケーターにドッグインしてデスクトップとして、DTP機のマックや12inchワイドのPentiumMノートPCと共に活用し、その他の場所ではモバイルマシンとして愛用している。

■ソニーのワイド保証3年間が終わらないうちはいじらないつもりでいたのだが、修理の際にはまたもとの状態に戻すということで今回内蔵HDDの交換をすることにした。

 これで外付けの2.5inchHDDを持ち歩かなくて済めば、持ち歩く荷物が軽くなるし小さくもなる。

 遅くて有名な1.8inchHDDも,2年も経れば多少は速くなってるかも知れないしね。

 自宅のネットワークHDDや、その他のネットワークボリュームではやはり解決できない。ローカルに持ちたいデータってのがある程度はある。
 標準の30GBでは、WindowsXPと各アプリケーション、iTunesの音楽やPodCastデータでギリギリ。

■純正の30GB(MK3008GAL)から、倍の60GBへ。

 純正と同じ1.8inch厚さ5mmZIFコネクタのHDDで、60GBのMK6028GALは、送料込みで現在最安1万4千円以内。

 届いた翌日に80GB(MK8025GAL)が発売されて少しへこむ。
 そちらは送料込みで1万7千円以内といったところ。

■できれば、SSDに交換して、ゼロスピンドル化を夢見たが、まだまだ高価。
 コンパクトフラッシュメモリーを内蔵する手もあるがそれもまた然り。

 SSDになれば、スリープからの移行が桁違いに速くなり、振動にも強くなって、移動中の細切れ時間を使った作業がより実践的になるのは確実なのだけれど。

 現状より容量が減るのは避けたいからね。

 CFを使う手段が安上がりだけれど、高速のCFカードでないと現状より遅くなってしまうようだ。それはまだ16GBまでしか市販されていない。

■それと、耐衝撃性。
 購入後2年で、3回もHDD交換修理を受けている。

 保証内で無料修理できるとはいえ、そのたびに数週間使えなくなるのと、戻ってきてからのソフトやデータのインストール作業に費やす時間と手間が馬鹿にならない。

■持ち運ぶパソコンは壊れる。

 同じノートPCでも、据え置いて5年は無故障で使えるものも、持ち運べば3ヶ月でどこか必ず壊れる。

 最も壊れやすい部分が、ハードディスクだ。

 持ち上げて机の上に置きなおす動作だけでも、壊れるときは壊れる。

 とくに、TypeUXのように、小さくなればなるほどに、その機会が増えて壊れる率も増える。

■ストレージがHDDである以上、いくら小型になってもそれで音楽を聴きながら電車に乗るのは、ムリだ。

 パンフレットやWebには,カッコ良くType UXを腰に付けてBluetoothヘッドフォンで音楽を,なんてphoto&copyがあるけれど,あれはウソだ。故障続出間違いなし。

 あれ?

 iPodはHDDのがあるじゃん、電車はもちろん、ジョギングだってできてるじゃん、って、思うじゃん。

 そうなんだよね。

 Windowsじゃなくて、音楽専用につくってあればそれもできるんだ。

 それにしたって、最近はHDDモデルのラインナップは減ってきている。
 iPodクラシックというやつだけだ。
 やっぱ、それなりには壊れるよ。HDDだから。

■もとい、そんなわけで、よりよい作業環境のために、よりよいPCライフのために、この作業をしている。

 ここ数年で、外出の機会が増えたから、移動中、移動先での仕事環境はますます大切。

 ネットワークについても、同時進行で整備している。

 これについてはWILLCOMへの移行の時にも少し書いたけれど、全体的にいろいろと考えて試してみてるからまた機会があればその都度に書く。

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