2013年3月6日水曜日

人生で大切なことはすべて◯◯で学んだ。

■ルーツはどれか知らないけれど「人生で大切なことはすべて◯◯で学んだ」という本が結構ある。

実用書・自己啓発書が流行ってるからね。
洋書の翻訳タイトルがルーツもしれないね。

自分がなるほどと思ったのは、東国原元宮崎県知事の書いた、『人生で大切なことはすべてマラソンで学んだ!』。

ちょうど、マラソン大会に10kmやハーフだけでなくフルにも参加したあとだったので、書店で展示されていたこれをみて、写真とタイトルが、どーん、と入ってきた。

東国原氏は、お笑いタレントだった頃から、お笑いとしてはクセがあるというか、この人は、笑われるのを喜んでないんじゃないかっていうぎこちなさを感じていた。 

そういうのは画面でもわかるから、「出てくるなよ」ってその都度思うんだが、そういうのに限って出しゃばって主張する。そして出世する。ますますもってつまらない。

古くからは、片岡鶴太郎氏、竹中直人氏、今田耕司氏、岡村隆史氏、お笑いではないが、香川照之氏にも同じムードを感じていた。

他にもいるかなぁ、まだまだ多いし、有名人でなく、身近な友人知人の中でも、そういう雰囲気を出している人は結構いる。

どうも馴染めないというか、あまり近づきたくないタイプ。

とりたてて魅力があるわけでないというか、そういうオーラが出ているわけではなく、油ギッシュというか、自分は本来ここでこんなことしてる人間じゃないと思ってるというか、同列の仲間を下に見てるというか、目が笑ってないというか。

当然、あぁはなりたくない、と自分は思ってるから、出世から遠いのかもしれない。

■それはそれとして、マラソンから、人生の大切なことを学べるのは確かだと思う。

そして、それはマラソンでなくても良いと思う。

しかしそれは、過去形ではなくて、し続けられることであることが必須ではないかと思う。
だから、◯◯が、その人にとって過去の経験であったのなら、そこで学んだことをそのあともずっと引き続きし続けているということだろう。

要するに、自分のライフスタイルをどうイメージして、規定して、コントロールしているかということだ。

その芯として、何をもってきているか。
なんだっていいんだ。なにかひとつ。
あれもこれもでは、ダメでしょうね。きっと。

自分を言うなれば、その◯◯は、なんだろ、と、思うのも楽しい。
その◯◯は、既にあるのか、これから出会うのか、出会っているのに心がけが足りないのか。

『人生で大切な(必要な)ことは、すべて◯◯で学んだ』ではない形のタイトルで同様の内容の本もあるし、タイトルが同様でも内容が異なるのもあろう。
とりあえず、この形式に沿ったタイトルを持った書籍を、下記にざざっと並べてみた(壮観で笑っちゃうけど)ので、興味があれば、手にとって読んでみて欲しい。

                        

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