2012年11月19日月曜日

RUNで身に付ける腕時計っていうかコンピュータについて。その1

■ジョギング&マラソンには、Nike+ を使ってる。

って書いても、わからない人多いかな。

走ってる時、腕時計でラップタイム測るでしょ。

スタート地点でボタンを押し、1kmの表示ごとに触ってボタンを押して、ゴールで押す。

テレビで見るマラソンランナーが、そういう仕草をしてるのを見たことあるはず。

1kmを何分で通過するか、で、ペースがわかるわけね。

自転車なら、時速で表示するメーターがあるけど、マラソンだと、この、1キロ何分、ってのが目安になる。

■初心者ジョガーなら「キロ6分」、ってのがまずは目標というか目安になる。

時速10kmだね。

10kmマラソンを走るのに、ちょうど1時間かかる、と言ってもいい。

5kmなら30分、ハーフマラソンなら2時間ちょい、フルマラソンだと、4時間半以内だね。

距離が伸びると、ペースを落とさないと走り切れないから、フルを4時間半で走れるのなら、5kmは25分切ると思うけど。
それは、キロ5分。

ちなみに、自分らの出るようなマラソン大会でも、先頭のひとたちはキロ3分くらいで走ってる。
平均時速20kmだよ。
自転車なみ。

あ、ロードレーサーでのトレーニングだともっと速いよ、もちろん。

ここでも何度も書いてるけど、自分が走り始めたのは、2008年1月の谷川真理ハーフマラソンから。

そのときは、自転車を乗るときに使っていた、POLAR(ポラール)のハートレートモニターを手首に巻いて走った。

クロスバイクやロードレーサーといった、スポーツ自転車に乗り始めると、まず欲しくなるのは、スピードメーターだよね。

スピード(時速)と、走行距離が知りたくなる。

トレーニングとして考え始めると、次に、ケイデンス、つまりペダル=クランクの回転数も知りたくなって、それも測れるメーターに買い換える。

自動車で言うところのタコメーターみたいなものだね。
エンジンの回転数が表示される。

自動車なら、クランク軸の回転数=エンジンの回転数だから、それでおしまい。
でも、自転車のエンジンは、自分だったりする。

で、次に欲しくなるのは、心拍計=ハートレートモニター。
今はサイクルメーターに内蔵してるのもあるけど、昔は腕時計型のしか無かった。

これで、いまどのくらいの負荷がかかってるのか、疲れは溜まってるのか、あとどのくらい余裕があるか、とかが、わかる。

自分も持ってた。
というか、2008年ころには、使い込んでは壊して、何本目かわからなくなってるくらいだった。

それを、初マラソンでもつけて走ったってわけ。
もちろん、ストップウォッチ機能もあるから、ラップタイムもわかる。

■自転車レースを始めた95年頃は、ハートレートモニターといえば、その、フィンランドのPOLARしかなかった。
キャノン販売が輸入して売ってた。
ポラールじゃなくてポーラーと読んでた。
他社のが輸入されない、あるいは、国産のが作られない、というのは、医療機器として何らかの規制があったんじゃないかな。

しばらくすると、他の会社のも手に入るようになった。
サイクルメーターのCATEYEも、ぶかっこうなのをまず発売した。

腕時計型、サイクルメーター型、両用型、いろいろ発売された。

データを、パソコンに保存できる型も売られるようになった。
まずは高価な上位機種から。

しばらくして、インターネットのサイトでデータを管理できるのも出てきた。

■さて、一旦話を戻して、RUNで使う腕時計型のコンピュータについて。

初マラソンを走った2008年、iPod nano 4thを持っていた。
これが、その、機能を持っていた。
そういうのの、ハシリだね。

別売りのアダプタと、靴に入れるセンサーのセットを使えば、走行距離、ペース、時間を測ってくれる。

それが、Apple Nike + iPod Sport kit MA365J/F
2008年の10月18日に買ってきてる。



走るときは音楽を聴きながらがほとんどだから、これは便利。

そして、インターネット上に記録を保存してくれた。

それが、NIKE+ iPod



今でも、それを使って初めて測ったデータを見ることができる。
2008年の10月19日、12時25分PMの、たった900m。19分、自宅と会社の間を歩いてテストしたんだと思う。

ここ


それから3年、走るのは主にジムのトレッドミルで、月に1度のメガロス錦糸町のランニング会か、そこで知り合った仲間にたまに誘われて走る皇居、それとマラソン大会。

数ヶ月走らない期間を何度もはさみつつ、インターネット上に記録を増やしていった。

■2010年の8月に、iPhone4を購入した。



音楽を聴く機能は、iPhoneにあらかじめ入っている、iPodというアプリで実現されている。

Nike+iPod というアプリもインストールされていて、いままでのiPod nanoと同様に使うことができた。

そして、本体を身に着けていれば、靴のセンサーが不要だった。本体につけていたアダプターも不要だ。

さらに、ケーブルでPC(またはMac)のiTunesにつながなくても、走行データがインターネット上のNIKE+に送信された。走行した直後に。

iPhone4だけで、アダプタもセンサーもケーブルも不要になった。

■しばらくして、更に画期的なことがあった。

まずは2011年5月のデータをどうぞ。

ここ

見られたかな。

地図でルートが表示されてるでしょ。

Nike+GPSというアプリがリリースされていたので200円ほど支払って購入。

それによって、先程のルート表示が実現されることになった。

すごいよね。

ルートだけでなくて、高低差も出てる。GPSでデータをとっているから距離も正確なはず。

で、これが「一人でも外で走る」のきっかけになった。

その2につづく。

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