■今回のコナミマスターズについてざっとまとめておく。
このブログエントリーは14日月曜日に更新したんだけれど更新日はバックデートして大会当日12日の深夜としておく。
2010年6月12日土曜日,申し込んだのは先月だったか。
いまのところ,水泳大会は月に1度くらい出ている。マラソン大会もそんな感じ。そういえばその昔に自転車ロードレースに出ていた頃も,そのくらいの頻度を目安にしていた。
趣味を始めて熱が入り出した1年2年くらいはそのくらいってことだろう。もちろん,それ以上出ることもできるがソレを仕事にしようとしているわけではないのでツキイチに抑えても多いくらいだと思う。
■いまは,RUNとSWIMでそれぞれツキイチを目安にしているので合わせて月2となり多すぎる。
大会への出場は楽しいが練習も楽しくなければ趣味といえないと思う。
また,1人では練習をする気にならないというのであれば,ソレは本当の意味で好きなんじゃないと思う。
それが好きならば,ひとりでもしにいくわけで。
1人でもRUNしたりBIKEしたりSWIMしたりする時期もあり,気乗りしない時期もあり,自分自身の嗜好にも揺れがあるわけだけれど。
■さて,6月には「CMCマスターズ」というのが20日(日)にあって,どうやらそっちの方が仲間が多く参加するらしい。
しかし,その日は用事があって(その後その用事はキャンセルになったが)出られない。
4月9月の仕事が多忙な時期はともかく,6月に1つも大会に参加しないのはもったいないと思ったところに,14日(土)にコナミマスターズがあるというので申し込んだ。
水泳を習い始めて今月末でようやく1年の自分はまだ知らないことばかり。大会名に「コナミ」とついているので,スポーツクラブ主催で一般にも開放している大会(三菱養和や東京ドームグループの大会のように)と思っていたら,なんとマスターズの公式大会とのこと。そして,長水路,横浜国際プール。
■今年初めてマスターズ登録して(習い始めて半年でそれも我ながらどうかと思うが)初の公式大会が2月14日のマスターズミート,初めての長水路での大会でもあった。※正しくは2回目
そのときは49秒22。
昨年の11月の東久留米市スポセンで47秒,その前のメガマスと,12月の三菱養和で48秒だったので,やっと50秒を切ったくらいのタイムにはがっかりしていた。が,短水路よりも遅くなるのは当然らしい。
※実際には長水路参加は3度目。1月11日の豊島区水泳大会をすっかり忘れていた。あまりにもひどかったので記憶から消失してしまった。このときのタイムは49秒80。
■とはいえ,マスターズな皆さんは,長水路,短水路にかかわらず,50mを45~35で泳ぐ。
昨年頃までは45~40秒で泳ぐ人が多いと思っていたら,公式大会に出てみると40~35秒のひとが多い。45秒以下でエントリータイムを書いてくるのは自分くらいだ。
100mのレースでも,50mあたり45秒を切らないと遅い感じで,50mなら40秒切らないにしてもそれに近いくらいじゃないとブレ速いとは言えないようで。
■それは自分のタイムと5秒や10秒の差がある。
1分足らずでそれだけの差はとても大きい。たった50m泳ぐのに,5mや10mも差が付けられるということ。
つまり,どこをどうすればいいとか,なにがいけないとか,そういうレベルではないということ。
もう,泳ぎ自体がなってない。
競泳の選手がしている平泳ぎとは別の平泳ぎをしている。
そういうことと思った方がよい。
カラダ全体が,進まない形になっているということだ。
水をせき止めてブレーキをかけている,ともすれば,後ろ方向に推進力が働いているとか,そういうことなんだ。
■で,今回は,自分にとって大きな実験をした。
ストローク数を減らす。
普段のプールでは25mを8ストロークくらいで泳いでいるのに,大会になると13ストロークもしてたりする。壁キックがついているのにだ。
そんなにストローク数があっては,忙しくてなにもできない。プルにキックに姿勢に,あれやこれや直さなくちゃならないのに,忙しいだけで25mが終わってしまう。
最近,頭からドポンと入水する,競泳の飛び込み方ができるようになってきた。
それで,距離も稼げるようになった,そこで,更に進めて,1ストロークごとに進む泳ぎをしたい。
そもそも,自分が平泳ぎが好きなのは,その加速感だ。動作が止まっているときにグンと進む。
ロードバイクもオートバイも,それがキモチイイ。
しかし大会で泳いでいるビデオを見ると,それがない。
目標は22ストローク。
普段でも壁キックから8ストロークはムリのない数。飛び込みから浮き上がりまで12mくらい行くから,残りの25mは14ストロークで行けるはず。後半ヘタるとかは別として。
■しかし,タイムが保証できない。
いままで,どんなにヘタをしても50秒は切ってきた。切れると思えるようになった。
泳ぎ方だってどんどん変えてるから,それで影響も受けないというのもわかってる。
逆に言えば,50秒くらいなら,日々プールに浸かってさえいるひとならどんな平泳ぎだって切ることができるタイムなんだと思う。
初大会は52秒だった。20年9月のメガマス。まだ習い始めてもいなかった。その12月の三菱養和で51秒。21年からは50秒を切るようになった。しかしそれからタイムはさほど縮まらず,いまだにベストは47秒。
しかし長水路はまだ2回目,どんな泳ぎをしても50秒切るとは言い難い。しかも,ストロークを減らす。
へたっぴでもとにかくストローク数を増やしてぶん回せばそれなりに進むモノである。しかし,もっとタイムを縮めるためにはゆとりあるストローク数が欲しい。
とにかく,今回試みる内容と,タイムが落ちるかもしれないことを健司先生やみんなに話しておいた。
■当日,詳細はざくっと省きつつ書く。
8時半頃に会場について,9時15分までのウオーミングアップ時間で泳ぐ。
プールに入ると,足が着く。150cmくらいの深さか。
これだけの大プールでは珍しい。
2往復してみる。
向こう側も同じ深さ。
それから飛び込みに並ぶ。
50mのプールを半分で区切って,両側の飛び込み台から飛び込ませるという効率の良さ。
それぞれ2回ずつ計4回飛び込んで,25mを泳いでみた。
そうそう,プールに降りると,プールサイドの床がやたらと滑る。
足の裏に汗をかいているのだろうと,足を洗ってもまだ滑る。
他の人もそうだろうかと様子を窺ってもその気配はない。
自分だけやたらと足の裏に汗をかいているんだ。
これは,自分の出番が終わるまでずっとそうだった。
とにかく,いままでの大会の中で一番緊張していた。
■ウオーミングアップが終わり,9時半頃,自分の出番は13時半過ぎ,まだ4時間近くある。
いままでにないことだが,一度水着を脱ぐ。なにしろ緊張しすぎている。
そういえば,朝にカップ焼きそばを食べてきたのだが,胃がどうももたれているようで,行きの電車の中でキャベジンを飲んだ。そんなことも初めて。あ,腹が下るのは毎度のこと。
10時過ぎに仲間の出番があったのでデジカメでビデオを撮る。
それでも3時間以上ある。
眠くなった。
眠ってはいけないとのtwitterからの健司先生のアドバイス,ぷらぷらと歩き回る。
アップが足りないと健司先生からの指摘, ビデオ撮影をK森さんに頼んで12時過ぎくらいにプールに降りて,ストレッチをしたり,アップをした。
フトモモは良い感じだ。
なんだろう,動かせば動かすほどに力が終わっていく感じの時もあれば,このときのように影響がないときもある。
■出番。
飛び込んで浮き上がるときに減速して隣が追いついてきた。
となりのエントリータイムは45秒,自分より4秒速いひとだから抜かれるのは知ってる。
キックはできるだけ下に,足が水面に出てしまわないように角度に気をつけて,ヒザから下は広く足の裏は後ろへ,それから更に後ろに伸ばして,腰を持ち上げて,手を前に伸ばす,頭をもっと下げた方が良いのはわかっていてもつい前を見てしまう。伸ばした足がプルのタイミングで跳ねるのも一生懸命に抑える。
ストローク数は途中からわからなくなった。
泳ぎ終わった。
息が上がってるうちにタイムが消えてた。
■観客席にネットブックをヒザに抱えておにぎりをほおばっているI田さんを見つける。
声が届かないので,身振りでタイムを教えてくれる。
どうやら49秒台らしい!
すごい。
プールサイドにN山さんがいた。
自分は7組,彼は4組。
キックのあと,脚伸ばしたときに,内ももにキュッと力を入れてみたら。とひとこと。
あーっ! それ!
ありがとうございます! 見ててくれたんですか!
自分が終わったあとの同じ種目ってなかなか見られるモノでないので期待していなかったので驚いた。
そう,その一言,それ,それだけで何のコトかわかるんよ,自分には。
でも疲れるよ~。とか少し会話。
それからそれももちろん試しつつダウン。
この日のプールはこれで最後,楽しんで泳ぐ。
■それから観客席に上がって,K森さんにデジカメを。
うまく撮れていなかったかも,と,とても心配されてた。ドキドキしながら受け取って確認。
撮れてた!
真っ先にしたのは,ストロークを数えること。
22!
22だ!
2010年1月11日豊島区水泳大会:辰巳国際水泳場:49秒80:31ストローク
2010年6月12日コナミマスターズ:横浜国際水泳場:49秒43:22ストローク
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