2011年6月6日月曜日

ヘルメットにBluetoothヘッドフォンを仕込んだ。


■昨年8月からiPhone4を使い始めると同時に,それでBluetoothヘッドフォンも使い始めた。

Bluetoothヘッドフォンはずっと以前からVAIO UXで使っていたので,その便利さを知っていた。
しかし,iPhoneではそれ以上の使い勝手があった。

音楽を聞くのはもちろんだが,電話ができるってことだ。

音楽がフェードアウトして着信音が鳴り,受話ボタンを押すとそのまま通話ができ,電話を切るとまた音楽が聞こえてくる。

音楽を聞いていたから,着信音に気づかない,ということもない。
これなら,電車で音楽なりを聞きながら移動できる。

音楽「なり」と書いたのは,自分の場合は音楽でなくて,Podcast番組を聴いていることがほとんどだから。
新聞を購読せずテレビを見ずとも世間の動向がわかる。

■もととも周囲の音も聴いているために密閉型ではなくオープンエアタイプのヘッドフォンを使っている。
徒歩にせよ,耳をふさぐのは怖いと,自分は感じる。

そして,通話の着信機能は,電車でももちろんだが,自転車の時も役に立つ。

この春,習志野市の大学での日々の出張にスクーターを導入したわけだが,その行き帰りに着信があることが頻繁にあった。
スクーターで移動してるからと電話が不通になってしまうのが避けられた。

電車では,着信したらあとでかけ直すか,降りてホームで通話するし,スクーターでは,道の脇に寄せて停車しての通話になるのはもちろん。

■スクーターの場合は,いつも使っているインナーイヤーヘッドホンを両耳につけてから,ヘルメットをかぶる。

丁寧にかぶらないと,耳から外れてしまう。
多少外れても,そのあたりにあれば,音声は聞き取れるとしても,その,丁寧にかぶるのが面倒。

ヘルメットにスピーカーがついていればいいのに。
と,そのような商品を探したら,けっこうする。

値段が高いのに,音が悪いとか,言われてる。

それならばと,耳掛け式のヘッドフォンを買ってきて,ヘルメットに加工してみた。
ヘッドフォンが千円,マジックテープが300円ってトコだ。

■使ったヘッドフォンはこれ。
オーディオテクニカ イヤフィットヘッドホン ブラック ATH-EQ301G BK,仕込むなら耳掛け式,仕込むなら,薄型。

ケーブルは短いほうが良い。これは,1.2m。
同じヘッドフォンの型番違いで,1.5mのもあってそっちがオーディオ用,この1.2mのはゲーム機など用として販売されている。
ケーブルが30cm短いのは,ヘルメット中に収めるのに良い。

最初はそのままこの位置に,マジックテープで止めたのだが,フックの部分が耳に当たって気になるので,その部分を外し,ついでに外側の飾り板も,その中の枠も外してしまった。

そーしたら,快適。
音は,いままでのインナーイヤーヘッドホンの場合は,普通にヘッドフォンをしてる状態とほぼ同じ,メットの中で耳からゆるく外れてしまうことも多かった。

今回は,ヘルメットの中が鳴ってる感じ。
音も良い。耳に負担が少ない。

■Bluetoothアダプタがこの場所だとたぶん,マイクは遠いんじゃないかと。

いままでは,胸のあたりにクリップして,通話時には外して手に持って口元に寄せて会話していた。

走行しながら通話することはないので,これからもやっぱ同じかな。







追記:2013年5月8日
お読みいただきましてありがとうございます。
他に既成品がありましたのでご紹介。このレポートのあとに発売されたのかな。

WINS(ウインズ) サウンドテック2ハンドフリーfor iPhone HF-01i

メーカーサイトの製品紹介はこちら

iPhoneは4Sも5も、音量を最大にしても、さほど大きくならないというか、こういう用途で使用するには、音量不足なんですが、Amazonの購入者のレピューをみると、この製品でも、やはりその点はあるようです。
自分が紹介した方法だと、Bluetooth機器の方にアンプがあるので、機種によっては少しはマシになります。
根本的な解決には、別に販売されているアンプを検討するか、ヘルメットの防音性を上げるという方法もあると思います。

あと、無線接続ならではの特徵として、音声がブチブチいったり途切れたりする場合がありますが、SONYの各機種の場合は、比較的少ないですね。

  

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