2010年7月8日木曜日

東京ビッグサイトの日。

■今年も東京国際ブックフェア。
 朝から基調講演、レセプションパーティー、展示回り。

 今回は併催のフェアが更に増えた。
 そのせいもあってなのか来場者数が増えている。

 基調講演はもう少し若い方の意見が聞けた方がよい。
 物書きはモノを書くのみでよいし、大御所になってしまえばもう書かなくても生活には支障がないだろう。芸術の域の住人。

■展示の内容には直接的にどうというものはなかった。

 出版社が直販ブースが増えた。海外の出版社も増えた。
 版権ビジネスの国際化。

■もうひとつのトピックは電子書籍だろう。
 以前からもあったけどさすがに増えた。

 話題になっているがメディアとして落ち着くのはまだ先だ。
 混沌が始まったばかり。

■電子化が商売になるほど景気も良くない。
 いや、いまより安くなるなら彼らの商売になる。

 既存の業界業者の仕事をごっそり持ってくるだけの話。
 印刷、製本、流通、倉庫、それに関わる多くの関連の会社が不要になり、多くのひとが職にあぶれる。

■すでに知っていること以上のモノはなかった。
 重要なのはメディアよりコンテンツのフォーマットだ。

 そのフォーマットに適した内容と外観にするノウハウをどこが持つかだ。

 そこに新たな求職も起こる。食い扶持が出る。
 しかし流出した人材を受け入れる器にはならない。  

■DNPのブースでは今年も以前の職でお世話になった方に会ってしばし話す。
 名刺を交換してまた来年ここで会いましょう。と、あいさつする。

 遅くなってしまったがそのまま雑司ヶ谷体育館プールへ。
 そのあとのメガロス田端の「はじめてマスターズ」は今夜は無いので、さてどうするか。

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