東京マラソンに申し込んだ？

■東京マラソン、申し込んだ？

　「申し込む」っていっても抽選だから滅多に当たらないみたいやけど。
　昨年初めて申し込んでみたけどやっぱハズレ。

　10ｋｍにするかフルにするか。

　昨年の今頃は迷うことなくフルマラソンで申し込んだ。
　1月に初めてマラソンってものに出場してみて、ハーフね。谷川真理の。

　年に1度くらい冬から春にこういったのに出るのもイイかなと。
　自転車は寒い季節だし。

　で、翌年の季節（今年のこと）はやっぱ1月にハーフに出て、そっから東京マラソンが当たればフル、なんてイイじゃん。って。

　マラソンに出るっていったらやっぱフルマラソンでしょ。
　シロート的には、ハーフとか短いのはそこへ至る過程みたいなイメージ。

　結果、ハズレて1月の新宿シティーハーフマラソンだけ出たワケだけど。

■でね、またこの季節、昨年のように迷わずフルで、とならなかったのは、昨年の秋から今までの間、その、自分が走ってる、というハナシを聞いてお誘いを受けてリレーマラソンに2度出たり、メガロスの全店イベントの「大江戸線ウォークラリー」に出たりしてたら、ちょっとフルマラソンのイメージが変わってきたんだ。

　「大江戸線ウォークラリー」ってね、昨年のメガロスマスターズに出させてもらったときにメガタバのスタッフさん（フクシマコーチ）から勧められて申し込んでみてね。

　歩くのって、よくゼッケン付けてお年寄りとか地味な服装の集団でぞろぞろ歩いてるの、あれ、若い人もいると思うけれど若々しい印象は無いじゃん。
　カッコ良くもないし見てて「応援しよう」って感じでもなく。うん、スポーツっぽくないよね。

　でもね。30ｋｍ、歩いてみたらバカにならんのよ、これが。
　ま、確かに都合でそのうち何ｋｍかは走ったけれどさ。

　でねー、それ以上の距離を走るわけでしょ、フルマラソンって。

　そのあと、今年、新宿シティーハーフマラソンを走ったら、そのウォークラリーとコースがだぶってる部分がある。市街地のマラソンは見通せないから距離がつかめないよね。そこを21kmくらい走ってみて。
　で、東京マラソンもまたその辺を走るわけだよね。今度は42km。

　あのね、42kmも走ったら、カラダに悪いよ。ソレ確実。

■そういえばさ、マラソンの選手って他競技と比べて老け込んじゃうって気がしない？
　やっぱムリなんだよねー、無理を押してる、つまり人体にとって過酷。

　スポーツって自転車やってる（いまもやってるつもりだが）ときも思ったけど、カラダに良いところで抑えとかないと、健康を害するよね。

　健康を害するほどの過酷なことをやってみせて自慢するほど若くない。
　それで賞状とかメダルとかあればみんな「すごいですねー」って言ってくれるけれど言わせてる面もあるじゃん。

　うん、中高生の頃は、自分も剣道部で、あー、人間て滅多なことじゃ死なないし、倒れさえしないんだなーって知って、そのときはとても残念だったけど、若い頃はそれでカラダも成長していくワケでムリもまた必要だって（あとになって）わかるわけだけど。
　いまはホントに倒れたりしちゃうから油断ならない。

■それとね、ハーフマラソンも10ｋｍマラソンも、フルマラソンへ至る過程なんかじゃなくて、ちゃんとした競技だってわかったのね。

　確かに短い距離から始めるってのはある。
　国際競技だって短い距離の選手がのちにフルマラソンに出場する例は多い。
　フルマラソンは花形競技だよね。

　とはいえハーフはハーフ、10ｋｍは10ｋｍ、バカにならんぜよ。
　10ｋｍってさ、なんかファミリーチックなムードに思ったけど、「1万メートル」じゃん。これ国際競技種目だよ。

■でね、長くなったけれど、今の自分はハーフマラソンがちょうどイイ気分。

　体調を整える程度に何かのトレーニングをしておけば、マラソンの練習しなくても走れちゃうし、ちょっとムリして筋肉痛が残る感じはイイね。そのあとの平日の過ごし方にプラス。

　で、今年はまた走る仲間に恵まれてたくさん申し込んじゃった。
　10月の10ｋｍ、ハーフ、11月のハーフ。
　たぶん1月にもなにかハーフを走るでしょ。

　そっからまたフルなんてツライよねー、きっと。

　そうそう、大会を重ねて強くなっていくってことは想定しない。この歳になると。
　休んでいる間に筋肉は元に戻る気がするよ。
　そのくせ疲れは月を超えて蓄積されていく感じ。

■でね、先週Webサイト開いて申し込みをしようとしたときは10ｋｍ。
　なんか他の用事で中断して、昨日31日にもう一度手続き。

　…フルマラソンにしちゃったよ。

　当たったらどうしようかね。