■IT関連の情報収集はSI企業をやめてから15年ほど経った今でも普通にしている。
仕事だからしていたというよりも、そういうものごとに興味があったからそういう職種を選んだんだね。
学生の頃,専用ワープロしか使ったことのなかった自分が(その頃はそれも珍しいうちだった)、MS-DOSやQWERTYキーボードの使い方から覚えていったっけ。
時代はまだバブルの名残り,上場企業といっても大手ではなかったので高給ではなく、最初のボーナスは、F1レーサーの鈴木アグリが颯爽とスーツを着て歩くCMで小脇に抱えられていた,TOSHIBAの初代DYNABOOKでほぼ使い切ってしまった。
そうそう,それ以前は,ノートパソコンってモノ自体が無かったんだから。
ラップトップパソコンはあったよ。東芝やエプソンのが魅力的だった。
DYNABOOKをいつでも持ち歩き,夜はベッドに持ち込んで,起きたら頭の下で枕になってたりなんてよくあることだった。
ウィンドウズ95の発売以前だったから,エディタで文章作ってたなー。
もちろんインターネットも無い時代,ケータイだって会社に数台,お偉いさんの自動車電話くらいしか無かった時代,その後,仕事で企業の研究所をまわることでその前進であるjunetの存在を知ることにはなるんだが,入社した頃はパソコン通信のniftyserveが世界を拡げてくれた。
社内のメールシステムも無く,若手SEらとniftyのメールでやりとりしたっけ。
職場はその頃のトレンド,メインフレームやオフコンからDECやUNIXシステムへのダウンサイジングを提案する部署で,海外の製品を扱うことが多く,英語の資料を目にすることも普通だった。
英語力は無かったが国語力でなんとか。
■話が逸れた,そんなわけで,ブログにしてもTwitterにしても,普及する前に使い始めて,サービスが増えてきたらあちこち比較評価したり。
SNSについては知っていたが,その頃のブログサービスがSNS的な機能を盛り込んで来ていたので少し静観してからmixiに登録した。
さて,facebook。
自分が登録した頃は,まだ海外のモノって感じだった。
facebookは,最近日本語対応されて,日本人への営業PRも始まって,映画も日本で公開されて,いよいよ本格的に日本に普及させようという動きがある。
Twitterも,日本語対応されてから,急激に日本人利用者が増えて,日本語だらけになってしまったよね。
IT企業の頃の旧友たちが始めて,フォローしてくれるかなーって思ってたのに,そうなってくるまではけっこうひとりぼっちで,それこそ,つぶやいてた。
faccebookもそれに近い感じだが,少ないながらも英語が母国語の友人などがフレンドになってくれて,日本人相手というよりも,外国語対応の場所になってる。
mixiと同様に、表札出してるだけで、内容はブログやtwitterの転送なんだけれどね。
それにしても、日本語であふれてしまうと、フレンドさんも読めないし読んでももらえなくなるから、ブログの転送は早々にやめてしまった。
twitterは、facebookへの転送もされてるから、Twitterが国内で普及する以前は,英語で書いたり、日本語で書いたのに英語併記してたのが、フォロアーが日本人だらけになって活発になって、それはそれで楽しいし、よいことなんだが、英語で書いてる状況でなくなってしまって、またもfacebookが日本語であふれてしまっていてどうしようかと思っていたところ。
それでつい最近、英語用のtwitterアカウントを別に取って転送設定した。
■ブログも、海外のサービスを日本人が使ってた頃は英語で書くひとも多かったけれど、国内で普及して日本のものになった。
全世界のブログで使われる言語で日本語がすごく多いという。
Twitterに流れる言語も日本語が席巻してるとか。
日本の識字率が高いのは昔から知られていることだが、それをベースにネットサービスの利用普及率も高いのだと思う。
ってことで、facebookも、どうなるかね。
にぎやかになるのは楽しいし、よいこととはいえ,日本語だらけになってしまうと,日本人以外はまったく意味がわからない,寄りつかない場所になってしまう。
日本で普及し活発になっていくことで覗き見てた世界が逆に狭くなっていくのが,なんか面白い。
そういえば,YouTubeの動画へのコメントを英語で書く日本人,いるよね。気持ちわかる。
0 件のコメント:
コメントを投稿