2009年6月8日月曜日

フジサンケイビジネスアイ「輝く青年経営者50人」出版企画書。

■日曜の晩に職場に来たらフジサンケイ ビジネスアイ(日本工業新聞新社)からDMが届いていた。

 「成功とは年商や利益率ではありません」「成功し活気ある企業の特徴はトップの若さ」「日本経済回復の起爆剤となる若手経営者50人を取り上げ」「生きざまや人生哲学、経営理念、将来展望や後進に望むことなどを取材、1冊の本に」

 ということで、A4二つ折りの出版企画書に掲載申込書とアンケートが同封。

■うちに届くってことは、経営者の年齢のみをどこかで調べて発送したかな。
 それでも「青年経営者」としてはずいぶん広くしたな。自分40歳過ぎてるし。
 どのへんを検索条件にしたんだか。いずれにしてもけっこう広い。

 50人集めるのがそれだけたいへんだってことか。

 既刊書として「輝く女性経営者50人」2008年3月、「きらめく女性経営者32人」2009年4月。
 後者はもしや50人の予定が集まらなかった?とか邪推してしまう。

■税込1800円の書籍を120冊以上購入が条件で、取材と掲載料が無料。
 1社あたりモノクロ4ページ、顔写真ともう1枚写真または図。

 うん、確かに掲載会社の広報、PR用に使えるだろうね。

 それで216,000円。
 広告費としてそれほど強引な価格ではないな。
 フジサンケイグループの出版社、あの目玉マークがつく本だしね。

■立場をかえて考えると、×50社で合計1,080万円。
 それで120冊×50社、6,000冊が定価で売り切れてしまう。
 おー。
 作る前から売約済み。

 それでおそらくは制作費や発行予定部数の1万部のコストはペイして。
 みなさんの給料も払えて。

 残り4,000部を書店流通に流す。

 グッドビジネス。
 大手の看板があってのワザかなー。

■さらに立場を戻して、120冊買い取って、出版記念パーティーを開いて会費数千円で書籍付き。
 ってのをやるところもあるだろうね。

 それもまたグッド。

 新卒採用してるとこなら学生に配るのも良し。

 うちでは余裕がないしつくらないけれど。申し込んでも断られたりして。
 本業の充実が何よりも先。

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