2008年9月5日金曜日

メガマス「超特別練習会」に出た。

■金曜日は,先日申し込みしてあった,メガロスマスターズ「超特別練習会」。あさっての日曜日に控えた「メガロスマスターズ」参加者のための最後の練習会だ。
 金曜日はメガロス田端の定休日なのだが,そのためだけに開館するという有料イベント。
 自分は通常営業時間内の無料のも含めて,この練習会に出るのは初めて。
 昼の部と夜の部があって,夜の部に出てきた。

■20時から21時半まで。その30分前から入館ができるという。

 職場を18時半頃には出たい。この時間はまだみんなが職場にいる時間。みんなを見送って最後に職場を後にするのがいつものことになってしまっていて,柔術に通っていた時を除き,こんなに早く自分が職場を出ることは1年近くもないので,兄には数日前と前日と当日の朝に話をしておいたが,出かけていた兄夫婦が直前に戻ってきて(というか先に帰っちゃうのが悪くて待っていた)仕事が始まってしまったので出にくくなってしまった。

 後ろ髪を引かれつつ19時過ぎて職場を後にする。メガロス田端に行く前に何かで腹を満たしておかなければ,せっかくの練習会が楽しめないぞと,ぐるっと頭を巡らせて,明治通り沿いの吉野家に寄る。
 吉野家では,牛丼の並と生野菜。380円と90円で470円。

 こういうときに限ってなんだかご飯の盛りが良くって食べるのに多少時間がかかる。吉牛ってこんなんだったっけ。もしかして松屋よりも盛りが良い?■メガロス田端は,休館日と同様にチェーンで入り口が囲まれている。
 そこをまたぐと自動ドアが開き,2階に上がると受付カウンターの端っこに机を出してジャージの上下のヤマノウチさんが受付をしていた。

 名前を呼んでおいて,「名前をおしえてください。」
 と,いつもながらのおふざけ調子で表にチェックを入れる。

 入会して2年,自分がプールに行く時間帯にいるスタッフさんには名前を覚えてもらえたなぁ。

■開始の20時にはまだ10分くらいある。
 ストレッチしてプールに入り,ほぐす程度に2往復。

 やがてジュリさんの呼びかけで始まる。

 まずはコーチによる50メートルのリレー。
 女性コーチ2人(フィン付き)と,男性コーチ2人で競う。

 負けた方が腕立て10回。

■それから3つに組み分け。
 ジュリさんのグループ,ヤマノウチさんのグループ,タケムラさんのグループ。

 説明があったけれどどこに行くのか自分では判断できず,初参加者はこちらというタケウチさんのグループに加わる。一応ジュリさんにも確認したら異論はなかった様子。

 オーサワさんはプールサイドで全体を監視。ミヤザワさんもそっちに加わる。あと,もう1人,ほとんど見たことのないコーチが1人。そう,自分はいつも閉館時間ギリギリの利用なので,時間帯の都合でほとんど,あるいはまったく,会わないコーチもいる。

 タケムラさんもまたそうで,昨年12月の辰巳で行われた飛び込み練習会以来会っていないかもしれない。

■さて,タケムラさんのグループ。
 自分を含めて9人。おばあさまに近いおばさま方を中心にした女性7人に50台の男性1人。飛び込み練習会と同様に他の受講者さんたちには「若者」として扱われる。笑

 ほとんどの人が当日はフィンスイムで出場するとのこと。フィンと合わせて背泳ぎにも出る人もいるが,平泳ぎは自分だけ。なんかやばい展開になってきたかなぁ。

 と,まず,潜って呼吸をして進む1往復(なんか横文字で言ってたけれど何のことかわからなかったのでとりあえずマネ)のあとは,バタ足。

 悪いが昔はともかくとして今の自分のバタ足はほとんど進まない。マブチ水中モーターくらいの推力しかない。
 「クロールもバタ足も進みません」と言ったが,やれといわれて抵抗するタイプではないのでやる。

■次にフィンを付けるとのこと。
 これまた初めて。
 フィンを付けて,まずはビート板を抱えて仰向けに25m。まっすぐ進まない。勝手がわからない。

 これは最初はもっと時間をかけて習い覚えるものではないのか?

 それで更に25m泳いだ(といえるのかどうか)次にフィンを付けたまま,スタートの練習やクロール(!)などをして(させられて)ここまでで30分過ぎる。

 うーん。初めてのフィンは自分にとって足枷に過ぎず,フツーに平泳ぎさせてもらった方がスムーズに進むのは明らか。大会当日の平泳ぎに役立つとも思えず…。

 初めてのことを体験するのは嫌いではないが,それをするつもりで来ていないので…。
 ついため息が漏れてしまう。誰か助けてーってトコ。

 みなさまの前で進まないクロールをさせられることは,不得手を超えて苦痛だということがわかった。

■その後,ようやく,フィンを外して,それぞれの泳ぎ方をして良いという。

 「平泳ぎの人~」と言われて自分だけ手を挙げる。やっぱりタケウチさんに名前を覚えられていないってのもわかる。
 そして平泳ぎは遅いから列の一番最後にどうぞ。となった。

 クロールのみなさまが順に泳いで行かれて,背泳ぎのお2人がその後に出て行かれて,一番最後に自分の平泳ぎ。

 申し訳ないがおばさま方のクロールや背泳よりも自分の平泳ぎの方がずっと速い。
(競技レベルでは遅い方だと思う。これ,自分の自転車と同様じゃん。笑)

 夜のスタッフさんならどのくらいの速さで泳ぐ人なのかわかってもらえてるのにね。それはそれ仕方ないことだしタケムラさんのせいじゃない。

 タケムラさんには最初の25mで「別人のよう」「伸びて私が羨ましいほど」と評される。喜んで良いものやら。
 おばさま方の感嘆の声も耳に入ってきてなんだか立場が急転換する。

 それからは自分は平泳ぎも習ったわけではないことを伝えて,他のみなさまもあるからちょこちょこ合間にできるだけアドバイスをもらうようにするがタケムラさんは誉めるばかりで。

■質問コーナーになったので,そこでターンの仕方を見せてもらう。
 このグループは25mの参加者ばかりとはいえ,今回の練習会に来た目的の一つを忘れて帰るわけにはいかない。

 クロールのタッチターンとクイックターン,平泳ぎのターンを見せてもらう。
 クロールのターンについては中学校で教わって知っている。その頃の自分はクイックターンで泳いでた。
 平泳ぎのターンの仕方はターザンの別冊でみたことがあるだけ。練習もさせてみてもらいたかったな。

 他の方の質問や大会での注意事項など教えてもらって,1時間が過ぎると一度休憩。

 練習中に,他のグループをチラ見したが,そっちはけっこう激しく泳いでいて,ターンの練習もしていた。
 羨ましく思う反面,自分もまたクロール&クイックターンの練習をさせられるのだったら,こっちの方がまだずいぶん良かったんだなと思った。

■休憩が終わると,参加者でリレーをするという。
 コーチの指示により3グループに分けられ,自分は2グループ,タケノウチさんのチームだ。

 25mずつ泳いで,最後にコーチが泳ぐという。
 そこでまたも(自分にとっては)問題発言。
 「クロールで。」
 とりあえず,進まないこと,途中で立つかもしれないこと(立たないけれどね)を告げる。もう,仕方ない。

 プールに来る人はみなクロールができるというのが常識なのか?
 それが世の中というのなら,あまりにも厳しい。泣
 自分にとっては「バタフライで」とか「潜水で」とか「背泳ぎで」とか,他のしたことのない泳法で泳げと言われるのと,さして差がない。ここにいる誰もが未経験の泳法をその場で教えてもらってリレーするのが一番公平なんじゃないの?なんて思う。なぜにクロールなんだ。一般的には平泳ぎの方が遅いってことになってるんだから平泳ぎも良しとするとかってのはないのか?
 昔はともかくとして今の自分のクロールはプールで走った方が速いかもしれない。

 とはいえ,とりあえず安全のためやご迷惑をかけるゆえ聞こえるように主張はしておいて,しろといわれたことはするのがオトナの自分。何十年ぶりに25mをクロールらしきもので泳ぎ切った。

 リレー終了。
 ヤマノウチさんが腕立て伏せ10回。

■21時半。
 終了が宣言され,22時までに退館するようにとのこと。

 足りない…。
 泳ぎ足りない。というか泳いだ気がしない。
 近くのヤマノウチさんの了承を得て,1往復だけさせてもらう。もちろん平泳ぎで。

 うーん,柔術の一般テクニッククラスに出た後のように運動量が物足りない。
 他のプールが開いていればもうひと泳ぎしたいところ。

■風呂。
 いつもの風呂だが,ぶくぶくしてない風呂で,おじいさまに話しかけられ,日曜日もやってるから,と,フィンスイムを勧められる。
 メガロスマスターズはもとより,他の大会にも出て,有志で辰巳をコース借りして練習したりもしているらしい。ご立派。
 フィンスイムは,今回はひどいめにあった(笑)けれど,名古屋の友人も以前(今もかな)していたと聞いていたし,やってみても良いかなと思った。

 この日の数値は73.6kg,14.2%。(179cm)■終了して22時,そのまま帰宅するには早すぎる気がして,誰もいない職場に戻ってこれを書いている。
 そう,職場に戻ってきたのが22時過ぎ,これは,いつもメガロス田端に職場から出かける時間だ。

 長いレポートになった。ここまで読了してくださった方に感謝。

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