■ジョギング&マラソンには、Nike+ を使ってる。
って書いても、わからない人多いかな。
走ってる時、腕時計でラップタイム測るでしょ。
スタート地点でボタンを押し、1kmの表示ごとに触ってボタンを押して、ゴールで押す。
テレビで見るマラソンランナーが、そういう仕草をしてるのを見たことあるはず。
1kmを何分で通過するか、で、ペースがわかるわけね。
自転車なら、時速で表示するメーターがあるけど、マラソンだと、この、1キロ何分、ってのが目安になる。
■初心者ジョガーなら「キロ6分」、ってのがまずは目標というか目安になる。
時速10kmだね。
10kmマラソンを走るのに、ちょうど1時間かかる、と言ってもいい。
5kmなら30分、ハーフマラソンなら2時間ちょい、フルマラソンだと、4時間半以内だね。
距離が伸びると、ペースを落とさないと走り切れないから、フルを4時間半で走れるのなら、5kmは25分切ると思うけど。
それは、キロ5分。
ちなみに、自分らの出るようなマラソン大会でも、先頭のひとたちはキロ3分くらいで走ってる。
平均時速20kmだよ。
自転車なみ。
あ、ロードレーサーでのトレーニングだともっと速いよ、もちろん。
■ここでも何度も書いてるけど、自分が走り始めたのは、2008年1月の谷川真理ハーフマラソンから。
そのときは、自転車を乗るときに使っていた、POLAR(ポラール)のハートレートモニターを手首に巻いて走った。
クロスバイクやロードレーサーといった、スポーツ自転車に乗り始めると、まず欲しくなるのは、スピードメーターだよね。
スピード(時速)と、走行距離が知りたくなる。
トレーニングとして考え始めると、次に、ケイデンス、つまりペダル=クランクの回転数も知りたくなって、それも測れるメーターに買い換える。
自動車で言うところのタコメーターみたいなものだね。
エンジンの回転数が表示される。
自動車なら、クランク軸の回転数=エンジンの回転数だから、それでおしまい。
でも、自転車のエンジンは、自分だったりする。
で、次に欲しくなるのは、心拍計=ハートレートモニター。
今はサイクルメーターに内蔵してるのもあるけど、昔は腕時計型のしか無かった。
これで、いまどのくらいの負荷がかかってるのか、疲れは溜まってるのか、あとどのくらい余裕があるか、とかが、わかる。
自分も持ってた。
というか、2008年ころには、使い込んでは壊して、何本目かわからなくなってるくらいだった。
それを、初マラソンでもつけて走ったってわけ。
もちろん、ストップウォッチ機能もあるから、ラップタイムもわかる。
■自転車レースを始めた95年頃は、ハートレートモニターといえば、その、フィンランドのPOLARしかなかった。
キャノン販売が輸入して売ってた。
ポラールじゃなくてポーラーと読んでた。
他社のが輸入されない、あるいは、国産のが作られない、というのは、医療機器として何らかの規制があったんじゃないかな。
しばらくすると、他の会社のも手に入るようになった。
サイクルメーターのCATEYEも、ぶかっこうなのをまず発売した。
腕時計型、サイクルメーター型、両用型、いろいろ発売された。
データを、パソコンに保存できる型も売られるようになった。
まずは高価な上位機種から。
しばらくして、インターネットのサイトでデータを管理できるのも出てきた。
■さて、一旦話を戻して、RUNで使う腕時計型のコンピュータについて。
初マラソンを走った2008年、iPod nano 4thを持っていた。
これが、その、機能を持っていた。
そういうのの、ハシリだね。
別売りのアダプタと、靴に入れるセンサーのセットを使えば、走行距離、ペース、時間を測ってくれる。
それが、Apple Nike + iPod Sport kit MA365J/F。
2008年の10月18日に買ってきてる。
走るときは音楽を聴きながらがほとんどだから、これは便利。
そして、インターネット上に記録を保存してくれた。
それが、NIKE+ iPod。
今でも、それを使って初めて測ったデータを見ることができる。
2008年の10月19日、12時25分PMの、たった900m。19分、自宅と会社の間を歩いてテストしたんだと思う。
ここ。
それから3年、走るのは主にジムのトレッドミルで、月に1度のメガロス錦糸町のランニング会か、そこで知り合った仲間にたまに誘われて走る皇居、それとマラソン大会。
数ヶ月走らない期間を何度もはさみつつ、インターネット上に記録を増やしていった。
■2010年の8月に、iPhone4を購入した。
音楽を聴く機能は、iPhoneにあらかじめ入っている、iPodというアプリで実現されている。
Nike+iPod というアプリもインストールされていて、いままでのiPod nanoと同様に使うことができた。
そして、本体を身に着けていれば、靴のセンサーが不要だった。本体につけていたアダプターも不要だ。
さらに、ケーブルでPC(またはMac)のiTunesにつながなくても、走行データがインターネット上のNIKE+に送信された。走行した直後に。
iPhone4だけで、アダプタもセンサーもケーブルも不要になった。
■しばらくして、更に画期的なことがあった。
まずは2011年5月のデータをどうぞ。
ここ。
見られたかな。
地図でルートが表示されてるでしょ。
Nike+GPSというアプリがリリースされていたので200円ほど支払って購入。
それによって、先程のルート表示が実現されることになった。
すごいよね。
ルートだけでなくて、高低差も出てる。GPSでデータをとっているから距離も正確なはず。
で、これが「一人でも外で走る」のきっかけになった。
その2につづく。
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