2013年3月11日月曜日
手帳いらずのiPhone&スマホユーザーが使うメモ帳とは。 #NUbord #CamiApp #SHOTNOTE #Evernote
■昨年末からこの手帳を使ってる。
CANSAY ノート型ホワイトボード NUboard (新書判サイズ) NEWバージョン
手帳というか、メモ帳。
新書サイズだ。(メーカー公式サイト)
一昨年、2011年の7月の東京ビッグサイトだっただろうか。その前の年だったか。
そこでこの会社の展示に出会って、これこそ、これからの時代にマッチした製品だ!と嬉しくなったんだ。
■スケジュール管理や、住所録、TODOリスト、メモ…手帳をデジタルにしてからもう随分経つ。
古くはPalmから、IBMのOEMのやつ、WorkPad 30Jだったかな、それを、そだ、niftyの売買掲示板で譲ってくれるひとがいたので、世田谷区かどこだかまで道を探しつつ受け取りに行ったんだ。
コンクリートの壁面の小振りなデザインマンションに住む、理工系の職種の、その頃の自分より少しだけ年上の男性だった。
その後、PalmからSONY CLIEまで、いくつもの製品を使い繋いだ。
PalmOSには世話になった。
アレには僕らの思う「未来」があったね。カッコ良かった。
そういう製品は、PDAって言われれたよね。
Personal Digital Assistantの略。→携帯情報端末(Wikipedia)
携帯電話を誰でもが持てない時代の話。
会社でも部署にひとつとか、部長以上だけとか、中小零細の社長さんとか。
担当者レベルは、ポケベルを使ってた。
ポケベルはジョシコーセーの間に広まって新しい利用方法・活用方法が発明されていた。
そんな時代だね。
そういや、それ以前にも自分は、シャープの電子手帳のミニ版みたいな製品を使ってたから、そもそもそういう志向はあったんだね。
住所録の電話番号からピポパ音が送出できて、どこの電話でもダイヤルいらずで便利だった。
そういや、いま、そういうガジェットないよね。
つか、スマフォは電話機能が含まれてるから、いらんのか。笑
■そんなこんなで、Palmがデジタルガジェット好きのアーリーアダプターや、今で言うところのライフハッカーの間を席巻してから、Microsoft社もWindowsCE改めWindows Mobileで巻き返しを図り、Wi-Fi機能付きPDAとか、Wi-FiやPHS通信機能付きPDAとか、中途半端な製品が、各社から続出した。
通話機能を備えるには、電話としての認可が必要とのことで、そのあたりも難しかったらしい。
ハンドヘルドPCなんて言葉もあったね。
みんな、いまiPhoneやiPadやスマホで、電車の中でしてるようなことを、性能の低いガジェットでなんとかしようとしてたし、それなりにはできていた。
インターネットの時代になった。
加速度的にグラフィカルになっていくリッチコンテンツのWebに、どう対応していくのか、各社が工夫をせざるを得なかった。
そして、とうとう、まともに通話できるPDA、つまり、スマートフォン、SHARP & WILLCOM のW-ZERO3 が発売された。
懐かしいね。
自分はすぐには買えず、しばらくしてから、2型の W-ZERO3[es]のホワイトモデルを買った。
サイコーだったね。
それから3型の W-ZERO3 Advanced[es]。
2年の割賦&割引が終わって、また同じ機種に機種変更して使い続けたほど、気に入っていた。
次に使ったのが、iPhone4。2年使って一昨年の秋からiPhone5。
【関連の過去のエントリリスト】
アドエスからアドエスへの機種変更。2010年1月14日木曜日)
アドエスが届いた。(2010年1月15日金曜日)
「ウィルコム新定額プラン」から「ウィルコム定額プラン」への変更。(2010年1月18日月曜日)
土曜日は父の病室。(iPhoneからの初投稿)(2010年8月21日土曜日)
iPhone4とアドエスの使い分け。(2010年9月12日日曜日)
munelogはライフログ。(2012年12月25日火曜日)
■そうやって、古くは、Palmに始まったPDA、そしてiPhoneやスマホが、それまでの電子手帳と根本的に異なるのは、記録したスケジュールや住所録など、すべての情報が、MacやPCでのスケジュール表や住所録と、同期していることだ。
どちらで、追加や修正、削除をしても、どちらにも反映する。
コンパクトな端末を持ち歩き、その都度に入力する最新の情報は、PCやMacで作成される、例えば、年賀ハガキやビジネスレターに、容易に転用できる。
携帯端末やPCやMacを、新機種に買い換えようと、その関係は継続される。
クラウドの時代になり、データの保管場所さえ不要になって、自分の所有の機器でなくてさえ、自分の好きな場所で、好きなプラットフォームで、共有のデータが活用できる。
iPhoneやスマホユーザーは、手帳(ダイアリー)に必要な、スケジュール・住所録・TODO・メモ、の4機能を、電話機に兼ねさせたうえで、それらのデータの更なる有効活用ができる時代になった。
未来が現実になった。
■ガラケーと類される携帯電話(最近は「フィーチャーフォン」とも言う)でも、テンキーを器用に使って、メモをとっている人も相当数いる。
初めてその様子を見た時には、ちょっとびっくりしたけどね。
短期のバイトで入ってくれてた30代の主婦が、作業をしながら、片手で器用にちょいとメモる。
仕事のことでも、買い物のリストでも、なんでも、ちょいと。
件数がそれほど入るものでは無いらしく、古いものから消しては使っているとのことだった。
そもそも、それほど多用すると想定して作られて無かったんだろう。
文字だけでなく、ケータイにしても、スマホにしても、必要ならカメラ機能もあるから、たいていのメモはできてしまうね。
あとで検索できたり、メールやクラウドに送ることで、活用方法が広がる。
そういや、自分のメモや日記を、自分あてのメールにして送信しておく、という利用方法も、ガラケーの時代からあるよね。
それもまた、メーカー側が想定していなかった使い方だと思う。
それぞれが、電話機をその手に持っている時代になった以上、スマホであろうとなかろうと、便利な機能があれば、それを活用しない手はない。
■とはいえ、それとこれとは別で、手書きのメモからも、なかなか離れられない。
ケータイやスマホがあっても、ちょいとメモ用紙が欲しいことがある。
その辺のペラ紙やコピー用紙に書いてしまうと、いざというときにそれが見つからない。
別にメモ帳を持ち歩くのもいいよね。手のひらに収まるくらいの縦型のとかは、使い易いからずいぶん使った。
となると、ペンも忘れないように、身につけとかないとね。
そのメモ帳がどっかにいっちゃうことがある。ペンもだ。
メモ帳が、書き終わって新しいのを追加して複数になる。
いつ、以前のメモが必要になるかわからないから、ぜんぶ持ち歩くことになる。
かさばるし、持ってたからといって、以前のメモがその中に見つからないこともある。
■ならば、アレだ、KINGJIMが発売して、売り切れ続出だったアレ、ショットノート。(メーカー公式サイト)
ラインナップされてる様々なサイズのメモ帳を購入して、使う。そこまでは、今までの紙の手帳と同じだ。
そこから、カメラ一発でスマホやiPhoneに収録できるという、アレか。
それとも、アレか、どちらが先とは言えないまでも、製品として発売されたのが後発だけに、様々な改良がされている、KOKUYOのキャミアップ。(メーカー公式サイト)
トレンドだよねー。
目移りしちゃう。
■でもさ、たぶんこれらさ、必要なページを撮影してファイリングしていく使い方にならないよ。
どっちかというと、逆だ。
今、自分が、もう、10年近いけど、ScanSnap(メーカー公式サイト)とEvernote(メーカー公式サイト)で、受信FAXはじめいろんな書類をファイリングしてるから想像できる。
たぶん、こうなる。
メモったものの、要らなくなったページから、どんどん撮って、ページを破り捨てる。
手元には、覚え書きとして、参照する可能性があることがメモってあるページだけ残る。
重要だけれど、とりあえず今は使わないものは、判断に困るから、そのままやっぱ残しとく。
そんな運用。
でもさ、手書きメモの要らないページって、そもそもデジタルデータも要らなくない?
撮る手間が無駄じゃん。そのまま消しちゃえば、捨てちゃえば、いいんでないかい。
で、必要なメモ書きは、デジタル保存をしようがしまいが、手元に紙で置いとくよね。
それ、いままでの、紙のメモ帳の管理方法と同じじゃん。
それがきっちりできるようになるという効果はあるけどさ。
ScanSnapは、手書きの情報でなくて、届いた印刷物がほとんどだから、いらなくてもどんどん読み込ませておけば、いつか、そう、今は無駄だと思えるFAXDMだって、役立つことがあるかもしれない。
PDFに変換保存され、クラウドに置かれたデータは、本文中の文字でも検索ができるからね。つっこんどけばいい。
その昔、15年以上も昔、何百万円もするシステムの、企業向けの電子ファイリングシステムを、提案販売していた自分だけどさ。
その頃から、他社が提案するような、単なる電子ファイリングでは「電子のゴミ箱」です。って言ってたよ。
いったん突っ込んだら、出す機会がないし、欲しい情報を的確に取り出す方法もない。
その頃は、本文検索の技術も実用には早かった。
■ならばってことで。
また思い出話が混ざってしまって長くなったが、コレ。
ホワイトボードの手帳。
ページ数が少ないのも整理に良い。
古い情報は消す。
あるいは、iPhoneのカメラで撮影して、愛用しているEvernoteへ。
前述の、KINGJIMのショットノート「SHOTNOTE」とタイアップした製品もある。
ひとそれぞれ、そのひとなりの、活用方法があると思う。
そんな製品。
今、自分が考えているのは、ページ間の透明のページにタグを付けるかして、各ページを用途に分けようと思っている。
最初の1ページをなんでもコーナーとして空けておいて、好きなときに目的別のページに転記しとく。
紙でなくて、ホワイトボードだから、消したり書いたりはお手のものだ。
気付いた時に見なおして、消去、移動。
デジタルみたいだね。
一番コンパクトなのは、自分も買って使ってる、この新書サイズ。
バッグの中で行方不明になるほど小さくもない。
スーツの大きなポケットにぎりぎり入りもする。
B5サイズやA4、A3サイズもある。
iPhoneとiPadの関係のように、サイズが異なるとまた活用方法が変わってくる。
大きなサイズだと、イラストや図なども書けるし、複数人数でのブレインストーミングにも使える、もちろん、プレゼン用にも。
ホワイトボードが、何枚か綴じられて、手帳になった、というだけだが、デジタルの時代だからこそ、コレ、ウケると思う。
■追記。
トップの写真の、NUbordの左にあるのが、付属のフェルトペン。
四角いキャップに、イレーサーと、マグネットが付いている。
このマグネットがちょいと曲者で、通帳やカードに悪さをするといけないので、同メーカー同製品の、キャップがノーマルクリップのものを近所の文具店で買ってきた。
1本80円くらいのものだ。
それを、NUbordのホルダーに納めて使っている。
イレーサーがなくても、ちょいと消すくらいは、指先でも、ティッシュやハンカチでもできるからね。
極細のホワイトボード用のペンは、各社から各色出ている。
前述のように、NUbordには、白い両面利用のページに挟まれるように、透明なページがついている。
つまり、重ね書きしたものが、レイヤーとして利用できるってこと。
それと、カラーのペンを合わせると、更に効果的に使えそうだよね。
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