2012年12月2日日曜日

12月2日の第27回三菱養和マスターズ水泳大会。

■大会のレポートの前に言い訳めいたことを書くクセがついてる。
たまには別の書き出しを。

黒Gは、「言い訳が効かない」とプールサイドで言っていたっけ。
仲間に心配されるほど練習をたくさんしているとか。

個人種目で1位だったと、あとで耳にした。リレーで3位。
タイムは、今に始まったことじゃないけど、すばらしい。

プールサイドに座って、こんな話もした。

70〜74歳枠で十数名いる種目が、75〜79歳枠では10名程度になり、80歳を超えると数名になるとか。

まずは生きてなくちゃね。と。

たった10年、されど10年。

思えば、父は昨年75歳で亡くなった。
3年半の入退院をしたから、2008年1月の最初の入院手術のときは72歳だったのかな。

今、自分はまだこうして健康に不自由なく、日々を過ごしている。

例えば、この10年に何ができたかというと、もちろん、マラソンや水泳もそれから始めて、親切な仲間も多くできたわけだし、仕事も、様々な方々の助けをいただきながら、なんとかやってきている。

けど、自分自身、何ができたか、変わったか、というと、それほどのことはない。
自分から何かを仕掛けた、というより、状況に応じて、ぎりぎりで切り抜けて、生き延びてきた。

このままだとたぶん、あと10年、さらに10年も、同様だろう。
30年したら、父が亡くなったときの歳を超えちゃう。

はや、12月、2012年が終わっていく。

■12月2日は日曜日。
三菱養和マスターズの日。

ベストタイム更新するぞ!とかの気合とか気分とかはすっかり忘れてしまっている昨今。

6月からオフィスを移転して、通勤が無くなった。

いままでだって通勤距離200mってトコだったんだが、それさえも無くなると、ちょいと外出、がうんと減る。
スポクラにだって、いままでは、帰りがけに閉店時間に間に合うようにと、飛び出ていってたから、あの時間だったわけで。

電話番がいないとき、オフィスを留守にして良いのかってのも、しばらくは思ってた。

運動不足は、一昨年、2010年から、スクーターを導入してから始まってた。
それは、仕事を画期的に便利にしたし、ひとに頼まなくてもできることが増えた。
父の様態に急変があっても、病室に駆けつけられるという安心もくれた。

それまでは、ちょっとした距離の移動はほとんど自転車(ロードレーサー)。
スーツ着なくちゃいけないところまで、パンツ傷めないようにダンシング(立ち漕ぎ)しながらでも乗って行ってた。

状況に応じて、生活が変わってきているのは確か。
しかし、このままでは、いかん。

なんか、工夫して、ムリのないとこで暮らしのなかに運動を。
そしてもちろん、集中できる仕事の時間を。

■この大会には毎年、自転車で行ってる。
巣鴨まで10分〜15分ってとこ。
道もわかってきて、地図を見なくても行ける。

はや、5回目の参加。

8時に開場して9時までメインプールでのアップが出来る。
8時に着くつもりが、8時過ぎて出たんで着いたのは20分頃だったか。



■昨年参加したレポートはここ

そこに、その前の3回へのリンクもあるからご興味の方はどうぞ。

そ、前の晩にね、ようやくというか、それを読み返した。
タイムはどうだったんだろうかなーって。

そしたら、今思うと、そんなにひどくないタイムで毎年来ている。

2008年12月の初参加は、ほんと、シロウトで。
ちゃんと習ってもいなかったわけで。

体育の授業でしか泳いでなかった人が、それも体育の成績も下の方の人が、ただ出てみて測ったらこういう数字が出ます。ってとこ。

そから、翌年、翌々年で上がってってる。
昨年はなんとか落ちるのをこらえたってトコ。

今年は、残念。

結果から書いちゃうと、25mはなんとか維持したけど、50mはガタ落ち。
ひどいもんで。

体重も微増微減を繰り返しながら徐々に増加している。
疲れやすい。ついドカ食いして食べ過ぎてしまう。
かといって仕事にも集中できているわけではない。
思い返せば、年々、体を動かしたいという欲求が減ってきている。

あれもこれも、日常のライフスタイルの確立を誓うのであった。

■さて、結果は先に書いちゃったので、ざざっと今回の様子。
この日のTwitterのログはこちら

アップを30分ほど。

初回参加、2回めの参加、あたりには、大会という状況に飲まれてわからなかったこと。

25mプールを使った大会だが、本来、ここのプールは長水路(50m)のつくりである。

立派な観客席が無いだけで、辰巳や東京体育館や千葉国際、横浜国際と同様に長水路のプールなんである。

気づかなかったのは、両側に同じようにしっかりした飛び込み台が設置してあるからもあろう。

中央あたりで橋を渡して、25mプールかのように設定してある。
残り半分、当然に25mには足りない、部分が、大会開催中のアッププールになる。

足立区大会は、屋外の長水路プールが会場になっていてとても珍しい。
台東区にも、長水路の屋外プールがある。
それは知ってる。

民営で、長水路プール、それも、室内のを持っていることで、この三菱養和会に特別な歴史があるかってのがわかる。

民営で室内長水路プールって、ここのすぐ近くの東スイもそうだね。

■話を戻して、

んなわけで、9時までは、メインプールとしている部分でもアップができる。
サブとしている部分で、数往復慣らしたあと、メインで2本、飛び込み付きのダッシュをする。
まー、悪くない。

サブに戻って時間いっぱいまで、しばらく往復。

長くたらたらと泳ぐことができるようになってきたので、アップってのがどういうものかわかってきた気がする。

そうそう、ここに来るまでの自転車での10分ほどの走行も、良いアップになった。
そのくらいの心拍数を維持する感覚が心地よかった。

■ここでもう一つ、書いておくことがある。

選手や応援者の居場所について。

以前は、プールサイドの壁際にぐるっと、水中に沈めて置く赤い台が並べられていて、そこに腰掛けて待機できた。
チーム名の書かれた紙が貼られいていたので、場所取りの必要もなく。

そのスペースの幅は数メートルなんで、1チーム全員がいることはできないけれど、出場やアップしてるひともいるから、なんとかなっていた。

他に、体育館の2階に、選手控え室が用意してあるそうだが、話に聞くだけ、行ったことさえ無かった。

以前のレポートにも書いてあるが、この大会、もともと、三菱養和「招待」マスターズとかいう名称で、三菱養和会のクラブの大会に、招待されたチームが一緒に参加しますよ、というスタンスだった。

それがいつのまにか「招待」がなくなった。
参加チームが増え、参加人数も増えた。

昨年から、プールサイドの台がなくなった。
みんなうろうろしたり、立って応援してるってわけ。

よくあることだが、この会場も、プールを離れると寒いからね。

■自分は、まずリレーがあった。
そのあと、2時間くらいあけて、昼ごろに25m。
そっからちと長く、3時間くらいあけて、15時半頃に50m

平泳ぎの50mってどの大会でも最後の方に組まれている。
そのあとには、バッタの50と締めのリレーってことが多い。

バッタは人数少ないからね。
なんだかんだで最後まで観戦&応援する。

今回の大会は100mの個人種目は個人メドレーだけで、25mと50mが主という、珍しい構成。

プログラム順も、通常は、長いのが先で4泳法、間に25m、最後に50、リレーは朝昼夕に各種挟む、ってのが普通のところ、25と50が入り乱れる感じで組まれている。

プログラムも一昨年くらいから有料になっちゃったから買ってない人は注意だね。

それでも、招集漏れをあまり聞かないのは、前述の理由でプールサイドか、アッププールにいるからか。

■昼食は、一昨年、館内のレストランが、ワンコインでそれなりに良い内容で、ゆったりもできたんでこりゃ、みっけもの!と思ったのに、昨年に行ってみたら、ワンコインは同じでも、ボリュームダウンしてしまって、残念だったので、館外に出た。

えーっと、誰か誘おうかなーっと。
迷った。
誰もが昼食はとるだろうからね。

普段、プールや大会で顔を合わせても、それ以外に付き合いのない方ばかりだったから、こういう機会を生かすのは大切だよなーとかも思うし。

いったん、ロッカールームに行ってからまた戻ったりして逡巡。

でも、どーもキモチに余裕がなくってね。

ひとといっしょにいると安心する種類のと、一人でいた方が良い場合とあるわけで、今回は後者だなと。

着込んでふらっと出て、駅前のロータリーまで歩いて、松屋で大盛り牛めしと生野菜にて480円なり。

ひとりだとそんなもんでしょ。



■大会は16時前に終了。

ここ数年は、この大会後に打ち上げがあることはないので、元々そのつもりでまっすぐ帰宅。

近所のお好み焼きやでこっそり打ち上げ。

■最後に、泳法のおさらい。

平泳ぎ、はや、4年くらい、そればっか泳いでいるわけで。
泳ぎ始めて2年くらいまでは、競泳の泳ぎ方、ってやつを吸収させてもらったと思う。

その後2年、競泳の練習の仕方、ってやつをしていないもんだから、維持することすら難しくなってる。

以前にしていたことを、もう一度、いや、何度も何度も思い出しては、忘れ。

以前に教わってことの意味に、ようやく気づいたり。

あちらをすれば、こちらがだめになり。

行ったり来たり。

いまもそんな感じ。

クロールにようやっと、少しずつ慣れてきたんで、以前より長くプールにいることができるようになった。
平泳ぎも、ゆるゆると泳げるようになってきたのもある。
もっと水に慣れることだねー。

【追記】
泳法のおさらい、に書き漏らしたことがある。
書きたくないから、書かなかったんだな。さらっと飛ばした。
やっぱここにメモっとこう。

いつもなら、上記の本文を加筆修正しちゃうんだけど、今回は早めにレポートアップしたからか、わからんけど、既に15名様が参照をされてるんで。(このブログの閲覧者ってそのくらいの規模)

今回のメガタバの担当コーチはH本さん。副ボスなのかな。安心できる。
昼食はどうしたんだろ、休憩なしでプールサイド立ちっぱなしで僕らの面倒をみてくれていたんじゃないかな。
ほんとありがたい。

ちなみに主ボスのTN内コーチも本部席で仕事されてた。
それだけでなくリレーや個人種目にも出ては、そのまま席に戻り。

さて、自分の今大会の泳ぎ。
ストローク数を減らしてできるだけ伸びる、というのをやめた。
25mと50だけで、100がなかったこともある。

ピッチを上げる、水に沈まない、前にすぐ伸ばす、ヒザ幅を狭く足は外に真後ろに蹴る。
低く狭く浅く長い姿勢をイメージしてた。

最初出番は、メドレーリレーの2泳、つまり平泳ぎ。
20秒だそうだ。悪くない。
これなら50は、45くらいでしょ。とHコーチに言われる、そーなんだけどね、以前は。
プルが小さすぎるとのご指摘。なるほどコンパクトを心がけるあまり忘れてた。

ピッチを上げる、水に沈まない、キャッチしてヒジの外に出す、前にすぐ伸ばす、ヒザ幅を狭く足は外に真後ろに蹴る。に訂正。

Aちゃんはこれならもうちょっと練習すれば!と言ってくれる。いや、すみませんいつも期待はしてもらえるんです。

次、25m。
指摘されたとこは直して泳ぐ。
もしやリレーのタイムを下回れるか、と、ちょっと期待したけどダメだった。21秒。
リレーは若干速いタイムが出るものだから、そこからだと順当な値だね。

Hコーチから、さらに指摘あり。
手を持ち上げて入水してるので、遅くなるしリズムもとりにくい。と。
なるほどー。それ、クセになってるのはわかってたけど、そういうもので良いじゃんって思ってた。

次、50m。
指摘されたところは直して泳ぐ。
タイムは、ダメダメだった。
3年前、2009年のタイムに迫る超初心者級の遅さ。
あれこれなにも考えずただ泳いだ方がほうが速いかも。
It is called "tsuke-yaki-ba(borrowed wisdom)" in Japan.

そんなとこ。

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