2012年9月17日月曜日

9月17日のメガロスマスターズ。本編。


■9月17日は自分にとって5回目のメガロスマスターズ。

中年になって始めた水泳で競泳,最近始めたばかりのつもりが,もう5回目だ。
習いもせずに息抜きにプールで浮かんでいた自分が,スポクラのイントラさんに勧められるままに申し込んだ第1回目から,はや5年が経ったということだ。

20代の終わりに始めてヒザを傷めるまで熱中した自転車レースでさえ,5回も続けて出たイベントはない。
30代の終わりに始めたマラソンや水泳では,故障して離れることはナシにしようと,最初っから健康のためのスポーツと心がけていたからってこともあるが,いつのまにか続くものだと我ながら感心する。
始めて2年くらいまでは伸びたタイムはすっかり滞ってしまっているけれど。

んなわけで,書き始めようとしたら,様々な思いが頭に浮かんできて,それが1つのエントリになってしまった。
興味があればどうぞ。>ここ

■さて,9月17日月曜日は祝日,土日祝と3連休になる。

前日の日曜日は,これまた毎年出させてもらっている北区民水泳大会があり,お誘いもいただいていたのだが,申し込まなかった。
それも4回目くらいになっただろうか。

昨年は父の納骨があって申し込んでいたのに参加できず,今年は事業の起こし直しの気分なので,水泳大会やマラソン大会は減らす方向なのに,2日連続で大会に参加するってのはどうも。

としたら,土日に仕事が入ったので,いずれにしても行けなかったんだ。

■20日から大学での教科書販売が始まる。

その準備は進んでいて遊ぶ気分でないってのも正直なところ。
前々週の都民生涯スポーツ大会,翌週の東久留米市スポーツセンター水泳大会に挟まれたこの大会。
練習する時間がなくても大会で慣らしていくって感じだ。

既にこの3連休のうちに,店と大学に寄っておきたいことができていた。
千葉国際総合水泳場とはどちらもほど近い。
大会の帰りに寄ったことは何度もあるので,今回もそうするつもりだったが,体力で押し切るような計画を立てないというのが最近の自分の方針,そして,今回は大学にも寄りたいので,暗くなってからでは守衛さんたちへの印象も良くないだろう。

ってことで,先にそっちに寄ることにした。
いずれにしても,最初の出番は11時過ぎから。
朝イチから会場に行って,メインプールでアップをしたり,田端のスタッフや参加者の皆さんとの一体感を楽しむのもいいだろうが,今の自分だと,こんなとこでこんな時間の使い方してて果たして良いもんだろうか,っていうなんというか,うしろめたさのようなものが沸き起こってくるに決まってる。

土日の仕事は,出張しての販売で,日曜日の晩はさすがにぐったりして,そのまま眠ってしまったので,朝起きてから片付けやら,準備やらをしていたら,それなりの時間になる。

でも,スクーターなら1時間半もかからずにつくのは,通いなれて知っている。




店から大学とまわって,用事を済ませて,iPhoneのGoogle Mapsで最短ルートを表示させながら,千葉国際総合水泳場へ向かった。

間に合わなかったらどうしよ。
間に合ったとしても,ギリギリだったら棄権しちゃったほうが良いのかなとか,思案しつつ。

■会場についたのは11時回っていた。

入ったトコにいたスタッフさんに田端の陣地を聞いて直行,着替えやその他も,5回目となると慣れたもので,我ながら手際が良い。
まだ余裕があるだろうと,プールに降りていくと,もう招集がかかっているらしい。

招集がかかってからも,アップの1往復や2往復はしてても間に合うんだろうが,招集漏れのないようにと歩きまわってたHコーチと顔をあわせてしまったし,ここでうっかり失してしまっては,せっせとスクーターで走ってきた甲斐がなくなるので,そこは安全を見て列に加わった。

さ,もう出よう。
そもそもアップをするもんだなんて知らなくて大会に出てた時期だってあるんだから。

しかしまー,プールに一度も浸からずに本番を迎えるのは初めてだろう。
招集所の椅子を順繰り前に案内されつつも,柔軟運動をしていた。

■招集からがそれなりに長い。

B面とA面と時間をずらしてスタートしているので,先のA面での警笛にうっかりスタート台に歩み寄ってしまって止められる。

さて,男子100m平泳ぎ。

自分の年齢枠では,先に速い人達の組があって,その次の組。
そんなわけで,順位に絡むとかは,ハナから関係ない。

若い年齢枠の速い人達が,次の組になっていて,彼らのうち遅い子たちが自分の組の中央寄りのコースに半分,混ざっている。

自分は端の7コース。
むこうの端の2コースには,同じ年齢枠,メガタバ仲間のT村さんがいる。
彼は自分より半ブレで5秒近く速いが,この1年2年は仕事が忙しくじゅうぶんに練習ができてないようだ。

エントリータイムは,ほとんど1分40秒並びになっていた。
誰が正直にこのとおりに泳ぐのか。

最近は40秒を切ったことがないので,端を飾ってビリの近くか。

■スタートで出る。

飛び込みは進む感じがしないのが最近。
隣がやや前方に見える。

とにかくペースを守ってピッチを上げ過ぎないように心がける。

3回もターンするのか。
遅く感じてもあわてず,壁の近くまで行ってからじっくり蹴る。

最後の25m,隣がやたらピッチを上げてるのがわかる。
自分はあわてずに,キックをしっかり蹴ることを心がけてペースを守る。

しめしめ。
追いついてきた。
ギリで先にタッチ。

タイムは1分39秒30。
短水路ベスト2秒落ちだが,40秒切れてるので最近ではマシな方だ。
それも,ガムシャラではなくて,しっかり泳いでこれならば,悪くない。

世間的には速いとはいえない,つか,遅いタイムだから,こっそりとね。

終わってダウンしての戻り,会った仲間にはそのつどにもちろん挨拶するわけだが,そのうちひとりが「おつかれさま,やっぱ速いねー」と言う。あれれ?

観客席に戻ると,別の仲間が,後半速かったね,T村さんを抜いたよ。という。あれれ?

前方の席に降りていって,ラップを見せてもらった。
前半47秒もかかってる。あらら。
T村さんは,前半45秒台で抜けてる。さすが。
しかし,100mでのタイムはコンマ下で自分が短かった。
なるほど,後半でみなさんがペースダウンしたので,自分が速いように見えたんだ。

100mまたは,今後それ以上を泳ぐ場合は,これでいいのかもしれない。
いままでは50mと同じつもりで突っ込んで後半もできるかぎり,だったのだが。
で,こう泳ぎつつ,タイムがもっと上がる方法を試みていけばいい。

しかし,さて,50mはどうしよう。
このまま泳げば47秒しか出ないってことだ。
これは,飛び込みなしでの練習でも出せる(出していた?)タイム。
どう泳げばいいんだ。

■次,2時間ほど休憩して,混合フリーリレー。

これは,前日にH本コーチからケータイに電話が来て急遽出ることになったもの。
3泳の方が出られなくなってしまい,このチームは,成人水泳教室中級のみなさんで,水泳大会も初めて出る人ばかりとのこと。
みんな楽しみにしているだろうし,緊張もしているだろうし,備えても来ただろう。
自分が入ることでこのチームが生きるのであれば,もちろん,入りましょう。
そもそも,遅い自分にまで回ってきたってことは,断ったらきっと後がない。

お初の皆さんと挨拶して,3泳を泳いだ。
順位は望めなかったけれど,みなさん楽しんだと思う。
備えての飛び込み練習会にも出たと話していたのを聞いて,良かったと思った。

■次,4時間近くも休憩してから,自分にとってメインの50m平泳ぎ。

この種目に出る仲間は多い。
年長のM島さんは37秒台で大会記録をとっていた。

ブレの盟友?であり先輩であるI上さんは自分のすぐあとの組だ。
彼は自分以上にプールから離れている様子だがスタジオトレーニングやジムトレーニングでメガタバには頻繁に来ていて,ロッカールームや風呂でよく会う。
以前に久しぶりに水泳大会に出てがっくりタイムを落としていたのをなんとなく覚えていて,自分より速く泳いでくださいよーって話す。内心もしかして,いよいよ自分のが速く泳げる日が来たのかもと,ワクワクする。いや,自分が早くなってではなく相手が落ちてなんだけど。

とはいうもののの,速く泳ぐ方法がわからなくなってしまっている。
100mと同じように泳いだら,47秒だ。
でも,都民生涯スポーツ大会では,ピッチをあげてみたけれど速くはならなかった。疲れただけだ

やるだけやってみた。
しかしやっぱダメだった。
47秒70。
どーすりゃいいんだ。
3月には短水路45秒切って泳げてたのに。

次の組のI上さんを後ろから応援する。
45秒台。おー。
彼自身驚いていて,喜んでいた。プールから離れていたのにこのタイムとは,と,俄然やる気になっていた。
次の機会には何とかしたいので誘い出す。12月の三菱養和。

観客席の仲間には,飛び込み良かったね。とは言われた。
確かに,さっきのフリーリレーで浅く入ってやろうと思ったら浅すぎて腹打ち気味になっちゃったから,ちゃんと頭から飛び込んでみた。
しかーし久々に深く入ってしまったので,なかなか浮かび上がれない気がしてちょっとばたばたしてしまった。

飛び込みは2010年頃より下手になってると思う。
加速して伸びていくってことがまず無い。

■プールサイドでそのあとの50mバタフライを観戦&応援してから,そのまま男子フリーリレーの招集へ。

1泳。
同様に,飛び込んでノーブレスでとにかく回す。バタ足をバタバタと元気良くする。
腕を出来るだけ前に出して掴んで最後まで持っていて投げるを繰り返す。
タッチして振り返ると,既に順位は真中より下だった。ごめんなさい。

そのまま,この大会のメインであるこのフリーリレーの観戦&応援を楽しんで,そう,これに出たのは自分,初めてだ。
それからホントのメインであるスタッフ8人リレーを,そのまま観戦&応援。
声が嗄れるまで応援した。

■終わって軽くダウンしてから手早く着替えて,観客席へ。
閉会式と順位発表。

今回は旧来の仲間たちがほとんどいなかった。
年々,以前の団結力というか,盛り上がりはなくなってきている。
それは,時の流れだから,同じ顔ぶれがスポクラの会員を何年も牛耳っているのがおかしいんだから,自然だ。
とはいえ,目立って速い仲間たちや,リレーで最速を集める勢いが,みられなかったから,昨年優勝してても,今回は下のほうかなと思っていた。

6位から読み上げられて,以前のチャンピオン草加が早くも4位に呼ばれて会場全体がどよめき,そして1位か2位かの発表。
まだ田端は呼ばれていない。7位以下ってあったっけ。なんて思っていたら2位だった。

それも優勝した1位の柏店の1068ポイントとは4ポイント差の1064ポイントの僅差。
あらー,意外だが,そうとわかると残念。あと4ポイント。

■結果を確認して,スタッフの皆さんに打ち上げには出ませんと挨拶してから会場を去る。

ハラ減ったんで,早く帰ってパスタ茹でて食べよう。


  

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